Last update: 2019/01/19 12:16:36 PM

学生の皆さんへ

For students

 

 

当研究室では、金星探査機「あかつき」などの惑星探査機で得られる観測データの解析、惑星大気物理の数値シミュレーション、電波による太陽系天体の観測を、学生の皆さんとともに進めています。まだ誰も見たことがなかった現象を観測データの中に見つけたとき、誰も思い至らなかった物理メカニズムに気付いたとき、この宇宙との一対一の対話が始まります。

学生の皆さんが研究テーマを決めるにあたっては、文献の講読やセミナーでの議論を通じて知見を広げつつ、各自の興味を見極めながら方向性を絞りこんでいきます。やるからには世界に唯一無二のテーマです。実際、博士論文はもちろん、これまでの修士論文のほとんどが国際的なトップジャーナルに掲載されています。ただし研究の道は平坦ではありません。データを解析して得られる結果はたいてい、事前の予想(期待)とは大きく違っています。初学者はそこで戸惑うのですが、熟練者はそこが真の研究のスタートであり新発見への入口であることを知っています。想定外に出会ったときの発想の転換、道なき道を楽しむ心の余裕こそ、あらゆる分野で必要とされるものです。

大学院生として配属される皆さんが学部において地球物理学や惑星科学を専門的に学んでいることは前提としません。むしろ、物理学の基礎をきちんと身につけていること、論理的な思考ができること、好奇心旺盛で広い視野を持つことが重要です。異なる研究テーマに取り組む仲間や国内外の研究者と積極的に議論して、幅広い教養と柔軟な思考を身につけてもらうことを、強く期待します。新たな観測や惑星探査に参加して次世代の宇宙科学を担う人材となることにも期待します。

 

当研究室に興味を持たれた方は気軽にご相談ください。

 

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