研究トピックス

地球はどのようにして今の姿になったのか? 宇宙に生命を宿す天体は存在するのか?

  大気・海洋・生命を構成する揮発性元素が、原始太陽系においてどのように存在し、どうやって惑星の大気や海洋ができ、それらが現在までどのように変化してきたのかという起源と進化について調べることで、
生命を育む惑星とは何かを理解したいと考えています。
  特に、大気化学、火山・熱水活動、隕石衝突など
多様な地質・物理現象に付随しておきる惑星表層環境の化学進化に注目し、その化学反応過程を室内実験、理論計算や野外調査によって調べています。地球惑星進化を理解するためには、上のような素過程の理解と同時に、大気・海洋など惑星の構成要素が相互作用する複雑系システムとして惑星をとらえる視点、他の惑星との比較を通じて普遍性や特異性を理解する視点が重要になります。私は、
         1)惑星化学  2)地球大気進化
を2つの柱とし、それらを融合することにより、地球とはいかなる惑星なのかを理解したい、そして太陽系外惑星の表層環境推定や生命生存可能性に迫りたいと考えています。具体的な研究対象は、下のリンクを参照してください。





My research interests: Planetary atmospheres, Atmospheric evolution, Paleoclimate, Planetary geochemistry and geology, Earth evolution

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