学生の方へ

本研究室に進学を希望する学生の方を歓迎します.

卒業論文の指導は東京大学理学部地球惑星環境学科,修士論文/博士論文の指導は東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻で学生を受け入れています.

以下のような研究テーマ・手法に関心があり,研究室への進学を希望される学生の方は,事前にコンタクトしてください.

Email: tajika[at]eps.s.u-tokyo.ac.jp

■研究の内容

地球や惑星の環境はどのように成立し変動・進化してきたのでしょうか? 生命活動には液体の水の存在が必須だと考えられていることから,地球のような「海惑星」の成立条件を解明することは,太陽系外惑星系に第二の地球が存在する可能性を探るためにも必要不可欠です.地球のように生命が生存・進化することが可能な惑星の条件を理解することが究極的な目標であり,そのためにまず地球環境とその進化・変動に関する理解を深めること,そしてそのような知見に基づいて地球以外の惑星をシームレスに理解することが重要であると考えています.このような視点から,本研究室では以下のような研究課題を推進しています.

(1) 地球環境と生命の共進化 ~地球環境の変動と進化,生命進化との関わりを明らかにする~
地球史を通じた地球環境の進化や変動,地球環境と生命の共進化,とりわけ生物の大量絶滅が生じたと考えられている全球凍結イベント,小惑星衝突イベント,海洋無酸素イベントなどの大規模地球環境変動イベントを,気候モデルや物質循環モデルを組み合わせた地球システムモデリングによる数値シミュレーションや理論解析に基づいて明らかにしたいと考えています.また,フィールド調査や岩石試料の化学分析に基づいて,当時の地球環境変動の実態解明にも挑みたいと考えています.

(2) ハビタブル惑星の進化 ~太陽系及び太陽外惑星系における惑星環境を明らかにする~
火星や金星など太陽系における地球型惑星の表層環境システムの挙動特性や進化,過去の気候変遷,氷衛星の内部海環境,太陽系外惑星系における地球型惑星の表層環境進化や生命生存可能惑星(ハビタブル・プラネット)の存在条件、生命生存可能性(ハビタビリティ)などについて,数値シミュレーションや理論解析に基づいて明らかにしたいと考えています・

■キーワード

地球惑星システム科学,地球環境進化,地球と生命の共進化,大気海洋系進化,物質循環,地球史,スノーボールアース(全球凍結)イベント,天体衝突イベント,海洋無酸素イベント,大量絶滅イベント,古気候・古海洋,惑星環境,火星環境,太陽系外惑星,ハビタブルゾーン,ハビタブル・プラネット,スノーボール・プラネット,比較惑星学,アストロバイオロジー

■ 研究手法

計算機を使った数理的手法(数理モデリング,数値シミュレーション,データ解析など)が主要な研究手法ですが,目的や必要に応じて他の研究室や研究機関との共同研究として,フィールド調査,化学分析,室内実験などにも積極的に取り組んでいます.

■ 教育セミナー/研究教育グループ

1. 惑星科学セミナー (主催教員:永原裕子,阿部豊,田近英一,杉田精司,生駒大洋,関根康人,河原創) 
 惑星科学一般及びアストロバイオロジーに関する教育セミナー
2. 表層セミナー (主催教員:多田隆治,茅根創,田近英一,関根康人,高橋聡,茂木信宏) 
  地球システム変動,古気候・古海洋変動,地球環境史・地球生命史に関する教育セミナー