第7回深宇宙探査学シンポジウムのテーマは「ー火星着陸のために、いまできることー」。
日本における惑星探査の現状を踏まえ、火星に日本の探査機を送りこむための戦略について多面的に議論する会合となりました。
今後の深宇宙探査にとって鍵となる超小型衛星の展望や、火星大気圏のサイエンスについてなど、実に様々な背景を持つ方のご講演がありました。
●プログラム
10:00~10:10 開会の挨拶
杉田精司(東京大学 理学系研究科/超小型探査機開発拠点)
10:10~10:50 永田晴紀(北海道大学 工学研究院)
「相乗り衛星に搭載可能なハイブリッドキックモータの開発」
10:50~11:30 小泉宏之(東京大学 新領域創成科学研究科)
「超小型衛星用推進系の現在とこれから」
11:30~12:10 船瀬龍(東京大学 工学系研究科)
「超小型衛星による深宇宙探査の成果と将来」
12:10~13:10 昼食
13:10~13:50 鈴木宏二郎(東京大学 新領域創成科学研究科)
「展開型膜面エアロシェル超小型火星マルチ探査MAME 構想」
13:50~14:30 上野宗孝(神戸大学 惑星科学研究センター)
「惑星探査に向けた,多様なアプローチ」
14:30~15:10 今村剛(東京大学 新領域創成科学研究科)
「惑星大気圏の探査」
15:10~15:50 臼井寛裕(東京工業大学 地球生命研究所)
「火星に関する現状認識 および日本の探査戦略」
15:50~16:30 パネルディスカッション
16:30~16:45 閉会の挨拶
味埜俊(東京大学 新領域創成科学研究科長)