小石川中等教育学校の方々が研究室訪問にいらっしゃいました

11月21日に小石川中等教育学校の方が研究室訪問にいらっしゃいました。

研究室訪問では「小石川中等教育学校OBの大学教授に、若い時分に自らの方向性をどう定め、努力したかを伺うことで、生徒が自分の将来像を描く一助とする」という狙いがあるそうです。
ちなみに、吉川先生は小石川中等教育学校の前身となる都立小石川高校のご出身です。

今回は、惑星科学のための探査機の開発、データ受信、データ解析の現場を見学していただきました。

具体的には、
(1) 最近の面白い発見(吉川先生)
(2) 火星大気の最新観測研究の紹介(青木先生)
(3) 探査機搭載装置の開発実験室の紹介
(4) 人工衛星データ受信アンテナによる衛星データの受信を見学
という内容で講義・ラボツアーを実施しました。

 

↑ 吉川先生・青木先生による講義の様子

↑ 実験室でのエアシャワーを浴びている様子      ↑ 人工衛星データ受信アンテナの見学

 

研究室訪問を終えて、現在高校で勉強している内容が役にたつことに驚いたという感想を多くいただきました。「宇宙の研究」と聞くとなんだか難しそうですが、基本的な理論の積み重ねで成り立っています。

普段なかなか触れることのない最先端の研究内容や研究機材に触れることで、惑星科学への興味を持っていただけたならば嬉しいです!

今回の研究室訪問が進路選択の一助になることをお祈りしています!